シーバス ルアー選び

2009年 12月 17日 - カテゴリー: てきと丸のウンチク集

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我々の船では主にルアーを使い、シーバスを狙っています。

勿論、泳がせでの大型狙い等、餌で狙いたい方のご要望にもお答えしますが、ここではシーバス狙いのルアーについてCapt. Akiの独断と偏見に基づき選び方の基本をご説明致します。

個人的見解なので異論、反論もあるかと思いますが、お客様が迷われた際のヒントになればと思い執筆しました。

まず、ルアー選びを考える際に、ルアーは消耗品であるという事を念頭に入れなければなりません。

勿論、長く使えるに越したことはないのですが、根掛かり等によるラインブレイクや、障害物等に当たるなどしてルアーをロストしたり、壊してしまったりする事は少なくありません。

現在、釣具屋に行くと数え切れない程のルアーが壁を埋めていて、いったいどれを選べば良いのかわからない方も多いと思います。

同じルアーであっても、様々な色に塗られて販売されており、カラーバリエーションも含めると星の数程のルアーが存在します。

しかも値段が一個数百円の物から数千円、高いものでは1万円を超えるものまであり、釣りに行くにも消耗品と簡単に言うには馬鹿にできないお金がかかります。

ルアーを選ぶ上で一番大切なのは勿論、魚が釣れること。

しかし、極端に言えば釣りの上手い方に使わせると、およそどんなルアーでも魚を釣ることは可能です。釣れないルアー等無いという事です。

そうなると、数あるルアーの中でより釣れるルアーを選びたい訳ですが、はっきり言って何処に行っても確実に釣れるルアーと言うのは、これまた存在しません。

だからこそ、このルアー選びに迷える子羊達(我々釣り人)の心を弄ぶが如く、釣具屋のルアーコーナーには様々なルアーが並んでいて、それぞれが様々な販売文句を裏面に従えながら今か今かとレジへ連れて行かれる日を待ち望んでいるのです。

釣具屋に行く度に続々と新商品が並び毎度毎度新しいルアーが発売される度に飛びついてこれで今まで以上に釣れるはず!と心躍らせるのも楽しみの一つではありますが、多くの方は限られた予算の中でよい働きをするルアーを購入し、結果に繋げたいと思っている事でしょう。では、いったいどれを選べばいいのでしょうか?

私がお勧めするルアー選びは、定番品を使い続ける事です。新商品が発売される度に飛びついていてはお金が幾らあっても足りません。定番品というのは長い時間、多くの人に使われてきて、それでも尚評価されているルアーという事です。

勿論、世の中には釣りの上手な方も沢山いるので、粗悪品は定番となる前に自然淘汰されています。定番品とは言わば、数々の上級者のお墨付きという事です。

シーバス狙いで多用されるプラグで例を出すなら、ラパラカウントダウン。ボーマーロングA等がそれに当たります。

これらのルアーは世界中で長い事使われ続け、今尚惜しみない高評価を与えられ続けています。その高評価の理由は圧倒的なバランスの良さと使用範囲、用途の広さです。

デッドスローからファーストリトリーブまでキッチリと泳ぎ、世界中で海水、淡水問わずに様々な魚を魅了し続けてきているルアーはシーバス釣りにも対応します。

しかし、もっと飛距離が欲しい、もう少しバランスを悪くしてロッドアクションに反応するようにして欲しい等の要望も多く、国産のメーカーがそれに応えるべく様々な良いルアーを作ってきました。K-TENブルーオーシャンや、ジャクソンアスリートミノー、デュエルのアイルマグネット等がその良い例です。

今では続々と発売される新商品に押され、釣具屋で探すのも一苦労となってしまいましたが、今でも何の遜色も無く魚を魅惑するこれらのルアーは私の中で永遠の定番品です。是非とも釣具屋の棚の真ん中に返り咲いて欲しいと願うばかりです。

メーカーでは廃盤となっていない様なので、釣具屋の取り扱い、そして消費者の選択が、こういった定番品を端へと追いやっているのです。

私は長らく海外で釣りをしてきましたが、日本の釣具屋(特にルアー専門店)と海外の釣具屋の一番の違いは、数年やそこらで商品構成が変わらないという事です。

釣具屋の店主も釣りというものの本質を本当によく理解している人が多く、古い商品でも実釣能力のある商品をいたずらに値下げしたりしません。

余談ですが、とある店では紙箱入りのボーマーなんかが未だに堂々と棚に並んでいて、「古いものだし、パッケージもボロボロだから負けてよ」と言うと、古くて何が悪い?中身は同じだから値下げはしない!と、自信を持って言い返されました。

当の私もコレクション等ではなく、実釣用に中身が欲しかっただけなので、全くその通りだなと、感心したものです。

話しを戻しますが、商品構成が変わらないと言うのは我々釣り人からすると非常に有り難い話しで、一つのルアーを自信を持って釣りこめるという事です。

日本人の多くは限定品、新商品、新開発、○○プロお勧め!という言葉に弱く、次から次に販売文句に踊らされるが如く新しい物に手を出していきますが、一つのルアーをある程度使い続けるというのは釣りのレベルアップを目指す上では大事な事で、それにはまず無くしても買い足せるルアーというのが必需品となります。

一つのルアーを使い込むと、そのルアーの長所、短所などがみえてくるばかりでなく、まるで自分の身体の一部の様にそのルアーを使いこなせる様になってきます。

一つのルアーを使いこなせる様になると、この条件の時はこれ!と言ったように自信を持ってルアーを投げて、それで駄目なら場所を変えるなど、見切りまでの時間も早くなり、結果的に良い釣果を得る事につながります。

皆様が釣具屋に行ってルアーを選ぶ際に重要視して欲しいのは、もしそのルアーを気に入った時に、そのルアーを買い足す事ができるか?という点です。

特にシーズン単位で見たときに、今年のこの時期にそのルアーが良かったとなると、来期同じ時期にまた買い足せるのか?勿論我々消費者には釣具屋に何が並ぶのかを決定する権利は無いので(大きな視点でみるとありますが)、ある程度予測するしかありません。このルアーは今は人気だけど定番品になり得るのかどうか?そういうところまで考えてルアーを購入し、気に入れば同じルアーを使い続ける事がレベルアップへと繋がります。

そうして買ってきたルアーですが、ここから自身でのルアーの評価が始まります。巷で言われている高評価、悪評等は一切気にせずに自分の目で、自分の身体で感じて下さい。

評価の基本となるポイントはいくつかあると思います。ルアーの泳ぎ等は基本中の基本です。ある程度どんなスピードにも対応し、ルアーを操れる事は基本となります。勿論、遠投性能に特化した物等が泳ぎを多少犠牲にせざるをえない物もあります。

その辺りは自分の釣りの技術レベルや嗜好にマッチするかで判断する事になります。ここでは意外と見落とされがちなルアーの強度について。

我々の様に年間200日以上釣りをしていると、ルアーの消耗はかなり激しく、一度試してみてよく釣れるんだけど買い足すことの無いルアーというのが出てきます。

ここでは具体的にメーカー名やルアー名は明記しませんが、中にはわざとじゃないの?と疑いたくなる程ヤワなルアーも存在していて、それが世の中ではボートシーバス狙いの定番品だったりもします。

少なくとも私の判断では、ちょっとやそっとラフに扱った位で壊れたりするルアーは例えそれがよく釣れるルアーであっても、日々使い続け買い足さなければならない身としては使えないルアーとして買い足す事は二度とありません。

年に数回しか釣りに行かずに、釣りに行く度に新品の物を揃えてもいい、せっかくの限られた時間の楽しみなので多少の支出は厭わないという人にはそれで良いと思います。

私もそう言った時期もありましたし、丈夫なルアーで10匹釣れるところで、多少ヤワなルアーを3個消耗しながら11匹釣れるのなら11匹の方が良いというのも考え方の一つです。

釣り針だって年間数回の釣りなら毎回新品のパキパキに尖った物を用意したくなるのも当然ですし、逆に我々の様に毎日出ている者からすれば、丈夫で錆びず、多少の鋭さは犠牲にしてでも、ある程度の刺さりを出来るだけ長い時間保持してくれる針、針先が鈍ってきたら研ぎなおせる針を選ぶ事になります。

参考までに私が交換用フックとして愛用しているのはVMC社のソルトウォーター用の太軸針です。

錆びない、伸びない、折れないと三拍子揃った針ですが、国産の科学研磨の針と比べるとフックポイントの鋭さは劣ります。

私の釣りを真近で見た事がある人は知っていると思いますが、特に確実に取りたい魚の場合、追いアワセを何発か入れる事で、この針の初期のかかりの甘さをカバーしています。

余談ですが追い合わせを入れるタイミングは魚が横を向いている時を狙っています。竿先で魚の向きを感じとって、魚がラインに対し横を向いている時に追い合わせを入れることですっぽ抜けを防ぎ、確実に針掛かりさせます。

魚が釣り人と逆の方向を向いている際や走っている際に追い合わせを入れても針のかかり方にもよりますが合わせが利かない事が多いので、追い合せは魚が横を向いている時を感じ取って入れましょう。

長々と書きましたがルアー選びのポイントは人それぞれ異なり、それぞれのスタイル、趣味嗜好、予算等に合った選び方が、それぞれの正解となるわけですが、本気で釣りが上手くなりたいとお考えの方は余分な釣具にかけるお金があれば、そのお金をかけて釣り場に出るのが一番の近道だと思います。

我々の船はレベルアップを目指す方を全力でサポート、お手伝い致しますので是非遊びに来て下さい。勿論、我々より遥かに釣りの上手い方も沢山いらっしゃいますが、そういう方々にも対応すべく、こんな釣りを研究中なのでこういう釣りを試したい等のリクエストをして頂ければ全力で対応致します。

魚の前では初心者も上級者も所詮は一釣り人です。お互い更なるレベルアップを目指して一緒に魚と向き合いましょう。

2009-12-17  »  admin

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Re: シーバス ルアー選び







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